もしも宇宙人が遠くから私達を見たとしたら、彼らは私達が動物と全く同じであり、ただ人間の内面の制御メカニズムが動物より複雑で関与しているだけだと言うことでしょう。私達は生活を大変器用に向上させますが、それでも未だ動物と変わりありません。ただ少し発達しているだけです。疑問は、では何故私達は自分達のことを人間と呼ぶのかということです。結局のところ、私達は完全に自分達の肉体に関係することばかりにとらわれていて、この点において動物と何も変わりません。
しかし、人間にはもう1つの疑問があります。「私が死んだら、何が起きるのだろう」というものです。動物はこのような疑問をもちません。ところが人間にとってそれは、この世界に生きている間に、人生の上に自分自身を上昇させるために必要不可欠なことです。言い換えると、人が動物の状態に留まることなく人間に成長するために、人生の意味についての疑問が人に与えられるということです。人は、生きているか死んでいるかに関係なく、自己の身体の外側を感じ始めるときに、人間に成るのです。それは次なる段階での生活を感知する能力が自分に備わるときです。人は、生まれてから死ぬまでの間に、この状態に到達する必要があります。これが人生の意味を本質的に成しているものです。



























